最強毛豆決定戦【2021番外編】毛豆食べ比べセットの投票結果

日本中の毛豆好きの皆様、コロナ禍をいかがお過ごしでしょうか?
最も美味しい毛豆を決定する、「最強毛豆決定戦」は2019年度で惜しまれつつ?終了しました。今年はインフルエンサーの方に、「毛豆食べ比べセット」による投票企画を実施しました。食べ比べの3種類の毛豆の他、津軽の文化である乳酸発酵した毛豆の漬物「豆漬」(津軽あかつきの会)、青森でギャレスのビールと呼ばれているクラフトビール3種(Be Easy Brewing)が同梱されました。

毛豆食べ比べセット2021

毛豆食べ比べセット2021

食べ比べされた毛豆は3農家

各毛豆には、赤・青・黄のシールが張られており、どの生産者の毛豆であるかは、わからないようになっています。今回、毛豆の食べ比べを行っていただいた皆様は、都市部のメディアの方々です。最強毛豆決定戦と違うのは、配送に時間がかかる点、自分で塩ゆでする必要があるという点でした。茹で方や食べるタイミングで毛豆は味が変わります。茹でたてよりも、一旦冷めたほうが毛豆感が強くなります。多少の条件はあれども、生産者がわからないため、毛豆そのものが評価の中心となります。

毛豆の評価

最強毛豆決定戦では、以下を評価基準としていました。

  • 毛豆の旨さ
  • 毛豆の形状
  • 毛豆の物語(ブラインドのため、毛豆研究会で評価)

生産者は伏せられているので、味と見た目で評価することになります。
今回も、味と見た目で評価することは同様でした。

投票結果 有効投票数 18票

第1位 黄 10票 青森毛豆研究会(コンシス)
第2位 青 8票 ケマラボ(長内将吾)
第3位 赤 0票 ふくし農園(福士茂)

以上のような結果となりました。黄と青は僅差だったと思いますし、調理の差や食べるタイミングなどで評価は変わると思います。赤の毛豆も普通に食べたら相当美味しいはずですが、他の豆のコンディションが良かったのだと思います。実食された方はお分かりと思いますが、3者とも個性のある毛豆らしい美味しさだったと思います。

毛豆は、味や形状が統一されたものではなく、各農家の受け継いだ種や、栽培環境で独特な個性が生まれます。
歴史的に見ても、津軽では農家の嫁が嫁ぎ先に豆を持参して植え、近所で食べ比べをしていたといわれています。

毛豆食べ比べ参加者のコメント

第1位 黄 青森毛豆研究会(コンシス)

  • 余韻長く、味わいも深みかあります。香りのふくらみも好きです。全てに大きさを感じる味でした。ごめんなさい!他2品と桁違いでした!
  • 栗のような甘みがあって、一番美味しかったです
  • 庶民的で親しみやすいフレンドリーな味わいです。ずんだ餅にしても食べてみたいと思いました。
  • 濃い甘味があるうえにホクホク感も強くバランスが良い
  • 栗感、甘味のバランスが取れていたように思えます。
  • 噛み締めると甘く美味しい。甘さ感じる。
  • 最も甘く、第一印象が強い。青より味の個体差があるように感じた。ポタージュやテリーヌ、豆餡など用途によっては青より適している場合もあるように思う。
  • 甘味が強く、子供も大好きでした。
  • 甘くてまるでお芋のようでした!おどろきました。食べる手が止まりませんでした。
  • 毛が多く、長く、濃い。豆の色も、へその色も濃い。豆の形はややいびつ。見た目は最も毛豆っぽい。
  • 甘み、旨味が強く、スイートコーンのような余韻が続く。一口目は一番美味しいと感じたが、味わいが強いからか食べ続けていると手が止まる。
  • 蒸したら最も栗っぽかった。茹ででの比較が条件だったので青を選んだが、蒸しなら格段上の美味しさなのが黄色だった。また、見た目も含めての総合的な毛豆っぽさでも黄色だったと思う。
  • ぷっくりとした食感と甘味、豆の香りは毎日食べたいくらいレベルの高い毛豆です。しかしながら青には出口の栗のような甘みが追いつかず残念ながら今回次点とさせていただきました。
  • 最初、青臭い(嫌な青臭さではない)と感じたのですが茹でた後、冷めてからは旨味がグッと増し、その後さらに甘さが出てきて、すばらしいバランスと余韻を感じました。
  • 甘みとコクのバランスが良く、ふわんと香りが立って、岩木山の秋に1番合うように思ったので選びました。見た目が1番毛深い感じだったのもインパクトがありました。
  • 毛が多く、栗の香りがします。お豆の味が濃くてボリューミィ!食べ応えがあります。うまみ、あまみ、味わいのバランスが良く、あとをひいて、手が止まりませんでした。
  • 豆のそのものの甘み、旨み、こっくりした香りが最高でした

第2位 青 ケマラボ(長内将吾)

  • 噛んだときの芳醇な香りが好きです!
  • 食べやすくて、どんどん食べてしまう味。サイズも大きかったです。
  • “味の膨らみ、のびの良さが圧倒的で、頂いているうちに、明るく前向きな気持ちになりました。エネルギーを感じる甘さです。”
  • 一番栗のようなホクホク感がある
  • 栗感がもっど立っていた印象です。ファーストインパクトは一番でした。
  • ジューシイ。枝豆感ありおいしい。どんどん食べたくなる。
  • 甘み、香り、食感のバランスが最も良い。そのまま食べるには一番美味しく感じた。
  • 甘さとコクのバランスがよい。
  • おいしかったです。
  • 毛が多いが色が薄め。豆の形にとんがりがある。へそ、薄皮の色が淡い。ショ糖らしい甘さが強い。どこかに酸味も感じ、複雑味がある。香りが広がり、食感もなめらか。次から次へと手が出て、食べ続けられる。ただ、蒸すと栗っぽさは少なく、個性が引き出されない感じがした。
  • 入り口枝豆、出口が栗みたいです。今まで食べた枝豆を遥かに凌駕した圧倒的な旨味、甘さで愕きました。間違いなくこの枝豆が一番美味しいと思いました。
  • 栗のような甘さが全面で感じられて驚きました。スイーツに使用してもいいかもしれません。
  • 1番甘みがありました。とうもろこしのような甘みに驚きました。余韻も長く感じられました。
  • 香りはおとなしめ。特徴は、なにより甘みがたっぷり味わえること。豆の味がして、甘みが充分あり、もうひとつと、手がのびます。
  • さっぱりしていて、最初は物足りなかったのですが、翌日はすきになりました

第3位 赤 ふくし農園(福士茂)

  • 爽やかとフルーティな感じが好きです!
  • 風味と歯ごたえがよかったです。
  • 穏やかで上品な味わいです。誰にも好かれる品格のあるテイストだと思いました。
  • 十分おいしいけれど、やや甘味があっさりめな気がした。
  • コクがあり噛むうちに甘みがじわじわあふれてきておいしゅうございました。
  • さっぱりしている。栗のよう。美味しい。
  • 非常に淡白な味わい。食感はよい。
  • ほくほくとして栗のような風味が強い
  • おいしかったです。
  • 毛は少なめだが、3粒が多く、豆の楕円形が美しい。
  • 甘さが控えめで、大豆らしい穀物香が強い。粒感が残る。栗の余韻は少しある。全体的に淡い印象だった。
  • 一般的な枝豆と比べると香りや甘味、味のレベルは遥かに高いと思います。が、この3種の中で比べてしまうと甘味味共に一番薄いと思いました。
  • 大ぶりで食べ応えがあり、豆本来の風味がしっかり感じられました。
  • 1番さっぱりした感じで、安心してパクパク食べられる味でした。優しい旨味がありました。
  • 香りは爽やかで良いです。味はこざっぱりとして、やや単調かもしれません。3つの中ではライトタイプ。もちろん美味しいですが。
  • 青と黄色のちょうど中間な味でした


豆漬とクラフトビールへのコメント

豆漬(津軽あかつきの会)

  • きれいな発酵の香りが口の中で広がります。美味しいです!ごちそうさまです!
  • 味は塩味で美味しかったですが、匂いがキツかったです。
  • 「豆漬け」の大ファンです。チーズを思わせる香りと濃厚な旨味にいつも驚かされます。豆の選定や塩分の微妙な調整、発酵具合などで、いろんな味わいになっていくのかしらとイメージ膨らみます。自分でも挑戦したいと思いますが、まずは、「毛豆」の入手からですね。
  • 初めて食べて想像を超えた味に一瞬ビックリしたけど、これは日本酒じゃー!ってなりました。めちゃくちゃ美味しいのでウチでも作りたいからレシピプリーズです。
  • ひと口いただくと、あかつきの会さんの貴重な保存文化の風景が頭に広がります。本来の甘味にさらに乳酸発酵した酸味が加わり、素晴らしいですね。一粒一粒大切に味わいました。
  • あっさりいい塩梅の漬け具合で、あっという間になくなりました。
  • ご飯持ってきてえ
  • しょっぱいようでした。
  • しっかり発酵香がして心地よい酸味だった。ただ、保存性のため塩味が強いので、そのままつまむ以外の食べ方があるのか知りたい。
  • 伝統料理でありながら新しさも感じます。このまま食べてももちろん美味しいですが、調味料として潰して使うと色々と料理の幅が広がりそうだと思いました。
  • 懐かしい味。これは都心で食べるのでなくお母さんたちの笑顔を見ながら、津軽で食べたいと思いました。あと、普通に食べるとやっぱりしょっぱい!!笑 あの場所だからの空間マジックかもしれません。
  • あかつきの会は大好きで何度も食べておりますが、豆漬!!実は1番ビールに合うのはこれかもと思いました。チーズとピクルスを同時に食べたような複雑な旨味がありますね。なぜかハーブのような香りも感じられます。クセになる味です。
  • 初めて食べて、酸味と香り、味にビックリしました。慣れると食べやすく、やみつきになりそうです。作ってみたくなりました。体に良さそうです! 全国でも唯一かと思います。凄い。
  • こんな調理法があるとは、青森の文化の奥深さを深く感じました

ギャレスのビール(Be Easy Brewing)

  • 三種とも香り豊かで、味わいも選べて嬉しい気持ちになりました!
  • IPAを飲みました。とても飲みやすくて良かったけど、IPA好きとしてはもっとガツンとした苦味があっても良かったです。
  • いずれも香り鮮烈なインパクトを感じるビールです。デービスペールエールの香りの強さとかなりの苦味には、濃厚な料理との相性を呼ぶと思いました。Aomori Fresh Hop2021シュガーを感じさせるような甘さ、フレッシュな香りが、ドイツ菓子を合わせてみたくなりました。岩木山の秋一杯で満足の充実感があります。〆のビールとしてベストです。
  • ペールエールなのにエッジのある味わいで、個性的な毛豆にもよく合う。
  • ほかの2本は単体でゆっくり楽しみたいビールでした。岩木山の秋、個人的にも購入したい。
  • 相変わらずのおいしさで、お店に伺いたい煩悩にかられました。
  • フレッシュ感。クセがあるが、これがいい
  • すっきりとして飲みやすかったです。
  • ペールエールが最も好みで、国内他社と比べてもトップクラスの美味しさだった。個性的な香り(中盤以降の香り。何の香りだかわからないのですが。。)がして、オリジナリティもあった。
  • 安定の美味しいさです。コクの深さが味の濃厚な毛豆とマッチしてます。
  • 私自身ビールが苦手だったんですが、こちらはとても飲みやすくて初めてビールを飲み切りました!そして、人々がビールと枝豆の組み合わせを選ぶ理由が分かりました。
  • これは幸せな組み合わせです!
  • お店にも伺っており、ギャレスさんのビール大好きです!!毛豆には岩木山の秋を合わせてみました。秋らしいコクと奥深さを感じる味で、夏のようにさーっと喉を潤して飲むよりも、じんわり味わいながら飲めるビールだなあと思いました。しみじみ飲みたいビールです。
  • 飲みごたえがあり、おいしい味わいのビールでした。味は濃いですが、クリアー感もあり、素晴らしいビールでした。特に自家栽培のホップを用いたビールは最高でした!デザインもカッコよく、魅力充分。青森は、日本酒もシードルもビールも美味しいと知りました。
  • これはもう、毛豆にぴったりすぎます!
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